大阪警察病院院長挨拶GREETING

大阪警察病院院長挨拶

このたび、9月1日付で、医療法人警和会 大阪警察病院の病院長に就任させていただきました、澤 芳樹です。医師になって心臓血管外科学一筋に40年。そして2006年以来の15年間の大阪大学心臓血管外科教授の任を全うし無事に退官させていただき、今回、縁あって大阪警察病院 病院長の大役を仰せつかった次第であります。大阪警察病院は80年以上の伝統の下に、これまでも大阪の地域医療に多大なる貢献をし、高度な医療の提供はもとより、医師や医療従事者の育成にも多大なる貢献をしてまいりました。さらに、2018年に、大阪警察病院は「医療法人警和会」へと発展し、80周年を期に次の時代へとさらに大きく発展する道程が始まったわけであります。さらに、現在の大阪警察病院の建物の建直しのタイミングで、NTT西日本大阪病院との合併により新病院建設計画が現実のものとなり、基本構想もまとまり、設計、施工と進められ2024年中には竣工の予定になっています。そのような背景の中で、私が赴任させていただくことになったわけでありまして、その任務の重さをひしひしと感じ身の引き締まる思いの中での就任でございます。

もとより、浅学菲才の身であり、大学卒業後41年目にして初めて大学を離れる身ではありますが、心機一転粉骨砕身で、越智理事長のもとに発展してきた大阪警察病院がさらに大きく発展し大阪市内はもとより府下、近畿圏そして国内外から期待され頼られる最終受け入れ病院として、高度で先進的な医療を提供するとともに、働き方改革や労働環境改善のもとに全スタッフが真心と笑顔に満ち溢れて充実して仕事に専念できるような環境整備を行ってまいります。

高度な医療を提供しつつ優しい真心にあふれる医療を提供していく病院として、これまでも運営されてきましたが、これまでの伝統を受け継ぎ、さらに数年後には未来に向けて夢のある新病院として飛躍的に発展いたします。なにとぞ皆様の温かいご理解、ご支援を頂けますように御願い申し上げます。

大阪警察病院 院長 澤 芳樹